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景気、「回復」盛り込み検討=月例報告で政府(時事通信)

 政府は12日、6月の月例経済報告で示す景気判断について「回復」の表現を盛り込む方向で検討に入った。同表現が復活すれば、リーマン・ショック前の2008年7月以来1年11カ月ぶりとなる。来週初めの市場動向なども見ながら最終判断し、18日の関係閣僚会議でまとめる。
 政府はこれまで、景気の統括判断を「着実に持ち直してきている」としてきた。1〜3月期の実質GDP(国内総生産)改定値が年率5.0%増と高水準の伸びを示し、日本経済の好転が明確になったことを踏まえ、上方修正を検討する。 

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福島で震度3(時事通信)

 1日午後1時49分ごろ、東北・関東地方で地震があり、福島県相馬市で震度3の揺れを観測した。気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約40キロ、地震の規模(マグニチュード)は4.8と推定される。主な各地の震度は次の通り。
 震度3=福島県相馬市、浪江町
 震度2=福島県郡山市、岩手県一関市、宮城県栗原市
 震度1=福島市、盛岡市、仙台市、山形県米沢市、茨城県日立市、宇都宮市。 

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警察官「やるかやられるかだった」 加藤被告との格闘証言 秋葉原殺傷(産経新聞)

【法廷ライブ 秋葉原殺傷 第9回公判】(6)

 《現場に居合わせて、加藤智大(ともひろ)被告(27)を現行犯逮捕した警察官の男性証人に対する尋問は、事件後の対応や処罰感情に移った》

 検察官「被害を受けて防護衣の着用に変化はありましたか」

 証人「地域課に加えて交通課でも着用を義務付けられました」

 検察官「今回の事件を機に?」

 証人「はい」

 検察官「今回の事件で証人も刃物で突かれるような被害を受けましたが、被告に対してどういう気持ちですか」

 証人「自分が被害者の立場だったらどういう気持ちだったかをもう一回考えてほしい。やったことに対して相当の処分を望みます」

 検察官「私からは以上です」

 《検察官の尋問は終了し、弁護人の尋問に移る》

 弁護人「拳銃(けんじゅう)を向けたときの被告の表情はがっかりしたようなものだったと先ほどおっしゃっていたが、調書だとおびえたような表情だったとあるが、そういう感じだったのか」

 証人「はい」

 《弁護人が証言台のそばに行き、大型モニターに映し出されている図面の位置を調整した。交差点付近が映し出された》

 弁護人「最初、交番でガシャンという音を聞いたときのことをうかがいますが、あなたは被告がトラックを降りて走っていったのを見ていませんか」

 証人「はい」

 弁護人「白っぽい服の男がトラックを運転していたかわからない?」

 証人「よく覚えていません」

 弁護人「マル1の地点で男を見ましたか」

 証人「はい」

 《加藤被告が交差点にトラックで突っ込んだ直後の車の位置関係などを質問する弁護人。続いて加藤被告と証人が向かい合った場面に移る》

 弁護人「男は走ってくる最中に声を上げていましたか」

 証人「いろんな人の悲鳴でかき消されていて覚えていません」

 弁護人「男の手の動きは?」

 証人「ひじを直角に曲げて肩から当たってくる感じ。走っているときは右手を突き出す感じでした」

 弁護人「見ていた人の中には、被告は手を地面と水平になる感じにして走ったという人がいましたが」

 証人「覚えていません」

 弁護人「K1からK2にKさんが移動するのは見ましたか」

 証人「気づいたら人垣で被告が止まっていました」

 《事件現場の交差点からJR秋葉原駅方向に南下して路地に入る直前の様子を質問する弁護人。証言台横の図面を調節して大型モニターに、加藤被告が拘束された路地付近を映し出した》

 弁護人「人垣というのはどの辺ですか」

 証人「歩道上や車道の付近です」

 《証人は図面に人垣の範囲を図示した。道路の端から端まで人垣ができていたようだ》

 弁護人「何人ぐらいいましたか。大体でいいです」

 証人「100人ぐらいいたと思います」

 弁護人「マル3からマル4に南下したとの話ですが、Kさん以外に倒れている人はいましたか」

 証人「おりません」

 弁護人「あなたが追いかけているときに『待て、やめろ』と声をかけましたか」

 証人「はい」

 弁護人「警察官ということはその時点で言っていませんか」

 証人「そのときは言っていません」

 弁護人「被告と対峙(たいじ)したときのことをうかがいますが、対峙して格闘している間、被告は『わー』とか声を上げていましたか」

 証人「無我夢中で覚えていません」

 弁護人「確認しますが、あなたが直接(ナイフの攻撃が)当たったと感じたのは最初の一撃ですか」

 証人「はい。後からほかに当たったかもしれません」

 《弁護人は証人が万世橋警察署に配属され、防護衣を支給されたことについて聞いていく》

 弁護人「(防護衣の)中のものも(新たに支給されたのか)?」

 証人「中はちがいます」

 弁護人「毎日着用していましたか」

 証人「はい」

 弁護人「中の防護板は取り外しますか」

 証人「取り出すこともありますが…」

 《警察官が加藤被告と格闘したときに着用していた防護衣や防護板についた傷について、詳しく尋問する弁護人。防護板の傷は、加藤被告以外に傷つけられたものではないかと疑っているようだ》

 弁護人「対峙したときのことに戻ります。最初は(ナイフを)突き出してきましたか」

 証人「はい」

 弁護人「ナイフを持っている手に警棒を振り下ろした記憶はありますか。ナイフを落とそうとしたんですか」

 証人「そういう行動をとっていると思います」

 弁護人「手に当たったかは覚えていませんか」

 証人「覚えていません」

 弁護人「警棒は何センチでしたか」

 証人「柄の部分を合わせて60センチです」

 弁護人「警棒は肩に当たりましたか」

 証人「よく覚えてないです」

 《弁護人の質問は、証人が加藤被告と対峙した場面についてに移る。どのように証人が加藤被告に警棒を振り下ろしたのかを細かく質問する》

 弁護人「路地に入る前のことを聞きますが、この時点で拳銃のホルダーに手はかけましたか」

 証人「覚えていません」

 弁護人「路地入り口のところで警棒はしまいましたか」

 証人「その付近で収めるとナイフで刺されたと思います」

 裁判長「あとどれくらいですか」

 《弁護人の質問はまだ続くようだ。速記担当が交代した》

 弁護人「マル6の位置で対峙したときの話ですが、『撃つぞ』と言ってもナイフを下ろさなかったが、もう一度言ったところ、ナイフを下ろしたとのことですが、両手を被告が上げたのはいつですか」

 証人「落としてから上げたと思います。1度目の警告をした後、ナイフを落としてから被告が『ナイフ落としました』とか言ってから、手を上げたと思います」

 弁護人「それから崩れ落ちるようになって上から乗っかった感じですか」

 証人「はい」

 弁護人「靴下にあったナイフについてですが、走っていて落としたと言いましたか」

 証人「そのような感じで言っていたと思います」

 《証人に対する質問はここで中断した。弁護人は検察官のいる場所へ移動し、証人が身に付けていた耐刃防護板を検察官と確認している。加藤被告もそれをじっと見ている。防護板についた傷を確認しているようだ。そして弁護人は防護板を証言台の証人の所に持ってきて、見せながら質問した》

 弁護人「全体的に縦にすれた傷がありますが、これはいつのものですか」

 証人「分かりません」

 弁護人「他の人から受け継いだもので分からないということですか」

 証人「わかりません」

 《弁護人は弁護人席に戻った。その後別の弁護人に交代し、質問が続いた》

 弁護人「証人が最初に対峙したときのことをうかがいますが、振り返って対峙したときの被告の表情は?」

 証人「私の方に向かってくるような表情でした」

 弁護人「おびえたような表情ではない?」

 証人「そういった表情ではないです」

 《弁護人の尋問はこれで終了した。その後、検察官は証言台横の図面を調整し、トラックが突っ込んだ交差点近くを示した》

 検察官「あなたと被告の間に車が止まっていたということですが、被告とかの位置は見えましたか」

 証人「はい。邪魔にはなっていません」

 検察官「対峙して被告がついてきた状況をうかがいます。その状況を事件の年の9月に警察庁で再現していますね。思いだしたことは?」

 証人「ナイフに警棒を振り下ろしたのを思いだしました」

 検察官「その際に踏み込んでくる被告の額に当たったのを意識しましたか」

 証人「そう感じました」

 検察官「防護衣の傷と中の板の傷は重ねると一致するのは確認しましたか」

 証人「はい」

 《検察官の質問は終了。次に向かって左側の男性裁判官が、対峙したときの様子を尋問した》

 裁判官「被告に対峙したとき、警棒を「8」の字に振ったというのは意識してやったんですか」

 証人「逮捕術の術科訓練でやった通りにやりました。凶器を振り回させないようにです」

 裁判官「被告はすきを狙ってナイフを振ったように見えましたか」

 証人「私もやるかやられるかだったので覚えていません」

 裁判長「尋問としては終了です。示した図面に名前と日付を記入してください。長時間お疲れ様でした」

 《裁判長が尋問の終了を告げた。証人は、傍聴席や裁判長に一礼し、早足で退廷。ここで20分程度の休廷に入った》

 =(7)へ続く 

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 06年から遡上時期に合わせて堰を開放している。国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所の調査によると、5月8日時点の累計遡上数は約50万匹。担当者は「今週末の大潮の前後に、たくさんの遡上が見られるのでは」と話している。【手塚耕一郎】

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 検審が鳩山首相を不起訴相当と議決したことについては「審査会の結論として、素直に受け止めるということ以外、ないんじゃないでしょうか」と答えた。

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 小林市長(宮崎県)元副市長の肥後正弘氏(64)が初当選。元参院議員の小斉平敏文氏(60)▽元建設会社社長の鮫島憲明氏(60)を破る。投票率は66.59%。

 確定得票数は次の通り。

当13207 肥後 正弘=無新<1>

  8662 小斉平敏文=無新

  4509 鮫島 憲明=無新

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 2月末のチリ大地震の際、同国中部の沿岸部で局所的に4時間以上津波が繰り返し押し寄せたことを、早稲田大の柴山知也教授(海岸工学)らが現地調査で確認した。津波が海岸線付近の浅い海域で反射を繰り返したことが原因という。14日、早大で記者会見した。

 柴山教授らは今月2〜11日、震源に近いチリ中部の沿岸で津波被害を調査した。大きな被害が出たコンスティトゥシオン南方の港町ジーコでは約4時間にわたって津波が押し寄せた。その間に最大約6メートルを含む大きな津波が計3回観測されたほか、その最後の津波が町を最も破壊したとの証言があった。他の町でも規模と周期は異なるものの津波が4時間以上続いていた。

 津波は浅い海域の深さ約35キロ地点を震源とする地震で発生した。津波が海岸で反射した後も拡散することなく反射を繰り返したのは、海底の傾斜が緩い大陸棚が発達した沿岸の地形的な特徴によるという。柴山教授は「国内でも津波は連続して起きうる。特に港湾内では顕著に反射を繰り返す。第1波が小さいからといって第2波も小さいとは限らず注意が必要だ」と警告する。【八田浩輔】

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 真鶴半島の魚つき保安林は江戸時代に植林され、明治維新後に皇室の御料林となり、戦後真鶴町に払い下げられた。両陛下は雨の中、遊歩道を散策。保安林内にある洋画家中川一政の作品が展示された美術館も訪れた。 

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さいたま市の岩槻脳神経外科病院が休止届(医療介護CBニュース)

 さいたま市の岩槻脳神経外科病院(80床)を運営する医療法人社団双樹会(宗像克治理事長)は、3月29日付でさいたま市保健所に休止届を提出した。双樹会は1月21日から、同市にある「双樹クリニック」の診療を経営難で休止したが、岩槻脳神経外科病院では診療時間や診療科などを縮小しながら診療を継続していた。

 さいたま市保健所によると、休止は3月1日―4月30日の2か月間。岩槻脳神経外科病院では、2月当初は診断書を書くなどの情報提供を中心に患者の診療も行っていたものの、職員の減少などの影響もあり、3月からは診療報酬が発生する診療行為は行わず、患者の開示請求に応じてカルテのコピーを渡していた。

 双樹会は、1991年に「岩槻脳神経外科」(現・双樹クリニック)、2000年に「双樹記念病院」(現・岩槻脳神経外科病院)を開設した。今年1月、岩槻脳神経外科病院と双樹クリニックを経営難から一時休診にすると発表。双樹クリニックは同21日から診療を休止した。岩槻脳神経外科病院でも同16日までに入院患者の転院を終えたものの、外来については2月以降も診療科や診療時間などを縮小して診療を継続。2月当初は医師、看護師それぞれ3人を含む15-20人体制で運営していた。


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